ボクとジムニー
雨降るその日、黄色のサンマルに乗って再びショップに行き、悩むこと120分と12秒40…。気が付くとあっさりと契約書にサインしていた…。
このパターンは、前回同様…。遂に禁断の果実に手を出してしまった!!
昭和59年(1984)式の車に追い銭をして、昭和55年(1980)式の車を買うなんてねぇ。普通の人には到底考えられないことだと思うけど。
サンマルはもの寂しげに見ているような感じだった。雨の夜の帰り道、助手席側のワイパーが突然ポロッと落ちるではないか…。こいつ、お別れの時が迫ってきたことが分かっているのか?
SJ-10は、まだ整備、納車に時間がかかるということ。新品の幌も調達してくれるということで、もうしばらくこのサンマルとのお付き合いは続いたのであった。
俺のサンマル、内灘海岸で撮影した、最後の勇姿!!お別れの前夜、ポコポコというあのエンジン音を心行くまで聞き入ってた…。ありがとう、ごめんな、元気でな…ぶつぶつ、ぼそぼそ…。モノにも感情があるって勝手に思ってるんだけど、大切にすれば大切にするほど、それが伝わるのか、故障とかもしなくなるし、調子だって良くなってきたところなのになぁ。愛着がわくと、手放すのがなんともつらい。
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