ヤブコウジ科の常緑低木で、高さ20〜100cm。
マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、ヤブコウジ(十両)、アカモノ(一両)と並んで(百両)といわれ、おめでたい木とされています。
カラタチバナは、本州(茨城県・新潟県以西)・四国・九州・沖縄の常緑樹林内に生育します。石川県では、県下全域で主として社叢林の中に見られます。
上の写真は、中島町の群落で、県下一の群生地です。林床にギッシリと茂っています。ところどころに黄色く熟するキミタチバナも混ざっています。
江戸時代には栽培が流行し、価格が暴騰したので、寛政10年には幕府が売買禁止令を出したとのことであります。
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