YASUHIRO  独り言  

 山と医療の本音トーク

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12月12日(水)

日曜の平瀬からの白山の疲労もあるがおじさんは真面目に体力作りをしなければ若者に付いていけなくなるので今日も近場の白山で体力作りをしてきた。

今日は最悪の天気であることはわかっていた。標高1600mまで雨が降るという予報だった。それより上では雪が積もるので単独ラッセルに備えてpon2oonの今季初出動となった。深夜0時に寝不足のままかみさんを起こさないように自宅を出た。予想通り雨だ、白峰に近くなるほど雨が激しく降っている。帰りたい気持ちを抑えて行くしかない。

深夜・単独で・重いポンを担ぎ・土砂降りの中・チャリを漕ぐ、5重苦だ。これを苦行と言わずに何と言おうか!やはりポンは重い、腰に来る。断続的に激しい雨が降り早くもびしょ濡れいくらゴアでも徐々に下着が濡れてくるのがわかる。林道の雪はすべて溶けていた。これはラッキーだ。

市ノ瀬手前のスノーシェッドで腰休め、エネルギーを補給してまた雨の中チャリを漕ぐ、市ノ瀬からの急坂は重荷で二度ほど休憩せざるを得なかった。2時間20分で別当出合に着いた。びしょ濡れで寒い、休憩舎に入ると少しホッとした。今日も誰も来ないからチャリに鍵はいらない。替えの下着なんて持ってきてないし体温で歩きながら乾かすしかない。

濡れた一本橋を慎重に渡り石畳をガシガシ行きたいところだが単独ゆえ話し相手がいないからメチャ眠い、歩きながら右脳は寝かせることにする。フラフラ歩きだ。中飯場に来るともう限界、積まれたベンチをベットにして横になって寝てしまった。雨だから気温は高くて寒くはなかった。しばらく寝て少し元気が出たのでまた雨の中歩きだす。

それにしても雨は止まない、どこまで雨が降るのだろう。標高1600mくらいから少しみぞれが混じる。1700mの覗きからようやく湿雪に変わった。ここまでシールを濡らしたくなかったのでツボ足ラッセルは辛かったがここでスキーを履くことが出来た。ポンは沈まないから足取りは軽くなりようやくペースは上がった。

雨が雪になり気温も下がりあちこちバリバリに凍ってきた。7時ようやく甚之助小屋、中で休憩してさあモチを上げてピークを獲りに行くしかない。ここから上は雪も増え帰りももう石は踏まなくても良さそうだ。今日は本当にポンで良かった。湿雪がまとわり付いて板は重いが細板なら辛いラッセルになるとこだった。もうエコーラインも行けそうな雰囲気だったが黒ボコ経由にした。

ポンは太いので登坂能力も高くて黒ボコの登りも楽だった。黒ボコに着いて地獄装備に替えた。もう何も怖くなくなった。弥陀ヶ原からは風雪も強く視界もなかった。これまで白山では様々な地獄体験をしてきたから今日はまだよっちゃんだろう。室堂はパスしてくの字からピークを目指す。もう岩はほぼ隠れて帰りも快適だ。視界はないが地形はわかるので奥社を目指す。

ガスの中うっすら奥社が見えた。今日も念入りにお参りした。無事帰宅できますように。今日も山頂から滑降した。視界がないのでめまいがしてきた。それでもポンは快適な滑りを保証してくれた。パックされた面倒な雪もバッチグー、あっという間に黒ボコへ、雪は増えて黒ボコから直に滑降できた。登山道に合流してスイスイ下っていく。雪も増えたので快適だったが石は踏まないように慎重に滑る。

あっという間に覗きまで来てポンを傷つけないようにここで担いだ。別当出合までは雪だった。ここでチャリにまたがり雨の中白峰までぶっ飛ばした。12時間の完全燃焼でした。今日は一日雨に泣かされました。また一つ壁を超えもうどんな状況の白山も怖くなくなったかも、、、

1.35 510m 白峰ゲート発
2.49 830m 市ノ瀬
3.58 1240m 別当出合
5.12 1500m 中飯場
7.04 1970m 甚ノ助ヒュッテ
8.28 2320m 黒ボコ
9.57 2702m 白山山頂
10.28 2702m 白山山頂発
10.42 2320m 黒ボコ
11.03 1970m 甚ノ助ヒュッテ
12.56 1240m 別当出合
13.14 830m 市ノ瀬
13.37 510m 白峰ゲート

ゴジラの森

今日の奥社

びしょ濡れ万歳!


毎日が完全燃焼出来る様な日々を送りたい、人生は長い様で短い。

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